月刊ウマナリ

日常と漫画制作の事

モノクロにして色の勢力バランスをみる話

 カラー作品を作っていて、「キマってる」感じが弱い時、絵をモノクロにしてみて色勢力を確認することがあります。作品が出来上がった最後にも、同じようにして見落としている色勢力のバランスがイマイチなところがないか確認します。
 この「モノクロにして」というやり方でありますが……前は、すべてのレイヤーの一番上に「色相・明度・彩度レイヤー」を作ってモノクロっぽくしていましたが(ClipStudioでの作業)、これだとちょっと違和感があり、他の方法を模索していた事があります。
 違和感というのは、カラーにしている時に明らかに強い勢力を持っているはずの色が、あんまり強く出ないというのが一番大きくて、気のせいではなさそうなので、他の方法を模索したのです。特に強いはずなのに弱く出るのは真っ赤です。渋い赤などはいいのですが、真っ赤は、カラーの時の強さに反して「色相・明度・彩度レイヤー」を使うととても弱くなってしまいます。漫画を描く時、真っ赤なものはベタで塗る程なので、赤は本来とても強い色だと私は思っていますし、実際カラーイラストの中で、赤はとても勢力が強くうつります。カラーの中での錯覚を解除してバランスを見るというのがモノクロにしての確認の意味でもあるので、カラーで強いからどうのっていうのもアレなんですが、それにしても弱すぎるという事で、別の方法でモノクロにする事にしました。
 機会があったので、今日前の方法と今やっている方法を比べてみたら、赤以外の色も、赤ほどじゃないけど勢力が弱まるものがあるような感じです。

 ちなみにモノクロで見るために今やっている方法は、一番上に黒のべた塗りレイヤーを作って、そのレイヤーモードを「色相」にするという方法です。

 画像で違いを見ると……

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うん、やっぱり彩度を下げるだけでは赤の勢力は余分に?弱まってしまうんだ。私の違和感はやっぱり違和感だったんだ(日本語崩壊)。

 そういうワケで、絵をモノクロにしてみての確認方法の話でした。理由は、絵に詳しい人ならわからはるかと思いますが、私はネットで色々調べてゲットした方法をやってみたまでで、理由に関してはうすぼんやりとしか分かりません。興味もたれた方は、調べてみるのもよいかと思います。

 私は絵を描く時に使う色がパキパキしている上に、線も最も濃い色で入れる全体的にパキパキした作風なので、色の勢力バランスがおかしいと「おかしいパキパキ」になります(意味不明)。勢力の強い所と弱いところがいい塩梅になるようにとても苦心します。なので、モノクロでの確認方法が分かった時にはとてもうれしかったです。
 もっと前に、カラーイラストのすべてのレイヤーを一つのフォルダに入れて、そのフォルダに85線のトーン効果をかけて確認していたこともありますが、これは勢力が強くなりすぎる色があって、ジャストではなかったためにやめました。でも今から思えば彩度を下げるだけよりはジャストに近かったように思います。

 というワケで、今日もまたこれから漫画制作やります。少しずつ進んできましたよ。
 冷え込みがきつい日が続くうえ、年末に向かって忙しさもアップする今日この頃でありましょう、みなさん体調に気を付けて頑張ってくだされ。
 では、ごきげんよう、また会いましょう☆