月刊ウマナリ

日常と漫画制作の事

クリスタにて、パターン模様作り

 前にも記事中にかいたことがあると思いますが、私は漫画やイラストの背景にパターン模様を敷き詰めることが大好きで、イラストの背景など、建物などの背景をかく事はほとんどなく、たいていパターン模様を敷き詰めたり、なんか線とかの模様を描いたりします。色遊びが好きなのでそうしてしまうのかもしれません。
 それから、漫画のキャラの服に模様を描くのが好きで、アナログ時代でもアミトーンとハッチングでチェックを描いたりして楽しんでいました。
 今は、デジタルなので、クリスタで模様を作っては素材登録して使っています。どんどん増えていくけど、楽しいのでやめられません。
 そんなワケで、パターン模様を作るのは、クリスタを使って絵を描いている人ならわりと知っているかもしれませんが、ネタとして今回記事にしてみようと思います。
 画像が大きいと記事が長くなるので表示は小さめにしていますが、詳しいところが見たい時はクリックすると大きくなります。

☆せっかくだから迷彩のパターンを作ろう

f:id:inuit148:20180302232837p:plain あひる新報のカットの背景に迷彩模様を敷きたくて作ったので、迷彩でパターン模様を作ってみようと思います。
 迷彩模様のようなぐじゅぐじゅっとした模様はパターンにするなら1つのタイルを大きく作ったりパターンを敷き詰めず必要な大きさのものを1枚作った方がきれいだと思います。敷き詰め感がでるとあまりよろしくない気がするので。
 しかし今回はパターンを作るという目的があるので、小さめのタイルで作ろうと思います。
 まず最初にベースの色を置きます。私はベタぬりレイヤを使いましたが単なるクセみたいなものなので、普通に新規レイヤを作って任意の色を流し込んで塗りつぶしてもよいと思います。
 
f:id:inuit148:20180302232845p:plain ベースのレイヤの上に、新規レイヤを作り、【フィルター】→【描画】→【パーリンノイズ】を選択。パーリンノイズはわりと便利です。漫画の背景(心理描写とか)や、質感などなどにも使えます。
 設定を色々いじって、好みのまだら模様を作ります。後でモノクロ二値に変換しますので、その時にまだら模様がいい塩梅に出る様に調節します。
 このまだら模様のレイヤの、まだらの塩梅と色の違うものを重ねて迷彩模様を作るという手順です。ので 私は一番上の「スケール」という数値を、ベースを一番大きく(つまりまだらが大きくなるというか)して、上に重ねる色ごとに下げていく感じにするのがいいのかなと思います。色々いじって自分好みの調整の仕方をつかんでもらえるとよいかと思います ☆
 
f:id:inuit148:20180302232855p:plain ベースの上に黄色をのせました。
 パーリンノイズでまだら模様を決めた後、レイヤープロパティで設定を変えます。
 モノクロにして、黒と白の四角の黒をクリックすると、白部分が表示されなくなり、下のレイヤの色が見えるようになるかと思います。
 それから閾値をいじってまだらをいい塩梅に調整します。この時、レイヤーカラーを任意の色に変えておくと、イメージがつかみやすくていいと思います。
 
f:id:inuit148:20180302232915p:plain レイヤを3枚重ねた感じ。
 
f:id:inuit148:20180302232927p:plain 今回4色にしてみました。迷彩模様と言いつつ、色的にすごく目立ちそうな模様になっていますが!
 ここから、パターン模様のタイルにしていく作業です。
 キャンバスをちょっと広げます。
 この手順では、キャンバスが正方形である必要はありません。
 
f:id:inuit148:20180302232942p:plain タイル模様のフチに接している模様を消します。ここにちょん切れている模様があると、タイルで敷き詰めた時に、模様がガスッガスッてなってつながりません。
 ので、左の迷彩模様作りたてのタイルを、右のように、周囲がタチキリにならないように消したり形を整えたりします。わかりにくければ、キャンバスを大きくする前にこの作業をしてもいいかもしれません。私はキャンバスが大きくなってる方が分かりやすいので先に大きくしました。
 
f:id:inuit148:20180302232951p:plain 各色のレイヤすべて、タイルのフチを処理した状態です。
 
f:id:inuit148:20180302233000p:plain 分かりやすいようにベースの色のレイヤを非表示にし、用紙をピンクにしましたが、ここからフチを作っていく作業なので、ベースのレイヤも一緒に処理します。
 すべてのレイヤを一度に処理できるように、1つのレイヤフォルダに入れ、そのレイヤフォルダを選択した状態で、範囲選択をします。
 長方形選択で、上の端を選択します。模様によっては、大きめに選択した方がよい事もあります。こういうぐしゃっとした?自由な模様は特にそうかもしれません。今回画像のような選択の仕方でうまく行きましたが、こういう模様はたいてい、大きめに選択した方が調整がうまくいくと思います。
 
f:id:inuit148:20180302233014p:plain 選択した範囲を、【回転縮小反転】で移動させます。この機能がどのメニューにあるのか探せませんでしたが、わりと使われている機能ではないかな(ショートカットのアレに登録しているのでどこにあるのか忘れてしまいました、申し訳ない)。
 移動は下向き矢印キー以外使わず、横(水平)方向に動かないよう、上下移動しかしないように注意して下へ持っていきます。
 動かしていない部分と重なる時の重なり具合を見て、動かしている部分の下端がタイルの再下端になるように動かします。動かす部分の範囲選択を広くしておくと、この調節に融通が利きやすいです。
 
f:id:inuit148:20180302233023p:plain 右端も、同じ要領で左端に移動。
 別に、下部分を選択して上端に、左部分を選択して右端にでも構わないと思います。
 
f:id:inuit148:20180302233038p:plain ベースの色を表示してみました。
 レイヤをベタぬりしていると、変な感じに移動していますが、タイルの中がちゃんとなっていれば大丈夫です。
 
f:id:inuit148:20180302233048p:plain ベタぬりしているレイヤを再び非表示にして、全てのレイヤが入っているフォルダーを選択し、フォルダーのアイコンあたりでctrl+クリックすると、描画部分が選択されます。
 その状態で、【キャンバスサイズを選択範囲に合わせる】機能を使います。これは【編集】メニューにあります。
 
f:id:inuit148:20180302233100p:plain タイルができました!
 ちゃんとつながるか確認しましょう☆
 もしもの為にフォルダーをコピーしてから、コピーしたやつを結合して、出来上がりのレイヤとします。
 
f:id:inuit148:20180302233323p:plain またキャンバスサイズをデカくします。
 レイヤのアイコンアタリでctrl+クリックしてレイヤの描画部分のみ選択し、【レイヤー】→【レイヤーの変換】で、画像素材レイヤーに変換します。
 
 
f:id:inuit148:20180302233330p:plain 画像素材になりました☆
 オブジェクト操作ツールにして、ツールプロパティやサブツール詳細などで、タイリングにチェックを入れます。大きさを調整すると、どういう塩梅か見られると思います。
 
f:id:inuit148:20180302233342p:plain
  今回のはこんな感じです!
 やっぱり迷彩のような自由な模様は、タイルを大きくしたり、1枚もので作ったりした方がきれいですね☆

☆ついでだから画像素材レイヤーを使って手軽にパターンを作ろう

f:id:inuit148:20180302233351p:plain 描画済みのレイヤーを画像素材レイヤーに変換すると、簡単にタイルを作ることができるので、パターン敷き詰めライフがずっと楽しくなります。
 今回チェックみたいななんていうか、線ぽいのを入れようと思うので、正方形のキャンバスを用意して、グリッドを表示。
 グリッドの中心をキャンバス中央にセットします。
 
f:id:inuit148:20180302233407p:plain 模様を描きます。
 ワクワクしますね(?)。
 
f:id:inuit148:20180302233419p:plain 今回は意図あって、描画部分だけではなく、キャンバス全体を選択した状態で、画像素材レイヤーに変換します。
 
f:id:inuit148:20180302233431p:plain 画像素材レイヤーのだいご味ですね(??)。
 ずらします。
 新規レイヤ―を作って、真ん中にニセアヒルを描きます。
 今回は、真ん中にニセアヒルを描くのでこの手順が必要ですが、別にこのニセアヒル部分なしなら、上の画像の状態でタイルにしてしまって敷き詰めても大丈夫です。
  
f:id:inuit148:20180302233442p:plain 上の画像の状態で、画像素材レイヤーとニセアヒルを描いたレイヤーを結合した後、素材登録します。【編集】→【素材登録】→【画像】で登録します。
 キャンバスを広くして、素材一覧からドラッグ&ドロップしてみて、大きさを調整して確認します。
 うまくいくととても楽しい気分になれるので、タイル敷き詰め素材を作るの大好きです。
 模様によって、迷彩の時のやり方、今のやり方、色々合うやり方があると思うので、見つけてみてください。模様の描けるブラシなどを使ってパターンを作るのもまた楽しいです。このブラシを作る作業も結構楽しいです。あんまりやりすぎると原稿が進まないので、ほどほどにしないとですね…!
  
 では、長々とお付き合いありがとうでした!!また会いましょう☆